今日の朝日一面トップ「
平壌の動き 見逃すな」
金総書記が死去した先月17日の夜、北朝鮮高官が緊急招集され市中心部に集まってきた。平壌の中国大使館が異変を察知。
中国は北朝鮮中枢の動きを探り軍総参謀部や党のルートを通して北朝鮮中枢の動きを探った。張成沢国防副委員長が正恩氏を支え、李英鎬総参謀長が北朝鮮軍を統制していると判断。すぐに核実験などの挑発行動に出る可能性はないと結論付けたという。中国軍関係者は「これから半年を以下に安定させるかが勝負だ」という。
ところで、「平壌」の
『平』はどんな字だろうか。

『
平』(3年)の 「平」は(
うきくさの形)
【水草が水にういた形から平らなこと】
下村式では「現代漢字のお話」として次のように教えます。
「平」は浮き草です。浮き草が水の上に浮かんでいる形から、「ひらたい・たいら・でこぼこがないさま」の意味になりました。
平らなことを「平坦」といいますが、「平」も「坦」も「高低がない、でこぼこがない」という意味です。似た意味の漢字を二つ重ねて出来上がった熟語です。
では、従来の漢字学者はどう解釈していたでしょうか。
『説文解字」・許慎では、「平」は、ことばを平らに話すとして、「語、平らかに舒(のぶる)なり。于(ウ)に従い八に従う。八は分なり。爰礼(エンレイ)の説なり」といいます。、「語気の整って伸びやかなこと」とし、「于」(ウ)は「気の伸びる義」、「八」は「その気の分散して滞りない義」だとし、転じて「広く平らか・無事・治安」等の義というわけです。
『漢字の起源』加藤常憲では、「平」は、水に浮かぶ浮き草だと考え、「苹葉」(ヘイヨウ・浮き草*ビョウ・ホウ)だとし、「水平な水上に浮かぶ苹葉は水平なところから、たいらか・凸凹のない意」とする。
『漢字語源辞典』藤堂明保では、「平」は、上端が平らに揃った 〈なにものかの形〉だといい、いろいろな説を擧げているが「特に抜き出て高いものがない状態」をいう字だとする。そして、「説文の解説は信用できないから、いま述べない」という。
『字統』白川 静は、「平」は、平らかにけずるだとして、「手斧・ちょうな」の形である「于」(ウ)と、その手斧でけずった破片が左右に散る形に従う」とし、「平らかにけずる意」とする。
はてさて、読者のあなたはどの説が最もわかりやすくなじみやすいとお考えだろうか。字源とはこうしたもので、これがかく漢字学者の代表的な考え方だと思ってよい。
ところで、日本の年号は「平成」というが、この「平成」はどんな意味が込められているのだろうか。
「地上は穏やかに治まり、天候のめぐりも順調で狂いがなく、また、家庭内も平安で、家庭の祖とや近隣もよく治まる」(内平外成)から出た言葉です
。(『下村式・小学漢字学習辞典」から)ブログ村
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